東京で解体工事の実施をご検討中の皆さん、工事に要する費用の相場はご存知ですか。
解体工事業者から見積りを提出された際も、相場が理解できていないと見積り内容が適切なものかどうか判断できないでしょう。
そのため、建物の種類や解体工事を行う地域ごとの工事費用相場を理解しておくことが重要になります。
これらの情報を理解した上で、解体工事に臨みましょう。
解体の費用は、業者によって数十万〜時には100万円以上も差が出るので、知らずに払いすぎてしまうかもしれません。
しかも最近は、安くても雑な作業によってトラブルになったり、悪徳業者による詐欺まがいの商法も急増しています。
よく検討せずに決めてしまうのは、たいへん危険です。
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東京都内の地域ごとの解体工事費用相場
同じ東京都内でも解体工事費用の相場は異なります。
解体工事現場が都心部に近くなるほど、解体工事を行う職人さんを雇うのに必要な人件費が高くなり、解体工事費も高額になる傾向にあるので注意しましょう。
さらに都心部で解体工事を行う場合は建物解体時に発生する廃材の分別を厳密に行う必要があります。
木材やコンクリート、金属やガラスなど細かく分別を行わないと廃棄できません。
これらの分別は手作業で行われるので、処分費も高額になってしまいます。
このような事由も理解した上で、地域ごとの解体工事費用の相場を確認してください。
23区内の解体工事費用相場
23区内で解体工事を行う場合の平均坪単価は3万4千円から3万8千円程度です。
解体工事における坪単価とは、解体工事費用と廃棄処分費を足し合わせて、解体工事対象不動産の坪数で割ったもののことです。
解体工事費の見積りを確認する際は、総工事費用よりも坪単価を確認したほうが、より正確に相場との比較を行えるでしょう。
解体工事坪単価は、以下の式を利用して計算できます。
- 解体工事坪単価=(本体工事費用+廃棄処分費)÷坪数
坪単価が数千円違うだけでも、工事費全体の価格に大きな影響を及ぼすので注意が必要です。
23区内の解体工事坪単価は全国的にも高額になる傾向にありますが、23区内では以下の区が比較的安価である場合が多いです。
- 目黒区
- 文京区
- 品川区
- 大田区
- 世田谷区
23区外の解体工事費用相場
23区外で解体工事を行う場合、23区内よりも安価になる傾向にあります。
費用相場は3万~3.8万円程度で、多くの場合、3万円前後に収まります。
区内と比べると数千円安くなり、総工事費も安価になるでしょう。
ただ、23区外でも以下の地域は23区内と同等程度の費用を要することが多いので注意が必要です。
- 調布市
- 狛江市
- 稲城市
- 武蔵野市
- 三鷹市
- 町田市
まずは、解体対象建物が存在する場所を確認して、過去にその地域で行われた解体工事事例を複数チェックすれば相場を理解できるようになるでしょう。
東京都内の建物ごとの解体工事費用相場
解体工事費用は工事を行う場所によって上下しますが、解体対象建物の種類によっても大きく異なります。
より大きく、より堅牢な建物ほど解体が困難になるので解体工事費も高額になる傾向にあります。
こちらはイメージしやすいでしょう。
解体予定の建物の造りを把握した上で、建物ごとの解体工事費用の相場をご確認ください。
- 木造について
- 鉄筋コンクリート造について
- 鉄骨造について
木造について
木造は一般的な造りの中では、最も耐久性が低いとされており、解体工事費も安価になる傾向にあります。
そんな木造建築物を東京都内で解体する際に必要な解体費用相場は、坪単価28,000円から45,000円程度とされています。
安価な例だと、足立区の木造2階建て家屋の解体工事費用は80万円で行われました。
28坪の建物だったので、坪単価は約28,600円です。
一方、杉並区で行われた木造2階建て家屋の解体費用は111万円でした。
25坪の家屋だったので、坪単価は44,400円です。
このように同じ規模の建物でも立地や諸条件によって、坪単価が大きく異なるので注意しましょう。
鉄筋コンクリート造について
鉄筋コンクリートは耐久性が高く、解体も困難になる傾向にあります。
鉄筋コンクリート造の建物を東京都内で解体する場合の坪単価は、約70,000円から85,000円とされています。
木造の時と比較して、坪単価が高価であることがわかるでしょう。
武蔵野市にあった鉄筋コンクリート造4階建ての建物を解体する際には、422万円の工事費を要しました。
坪数は47坪だったので、坪単価は約89,800円です。
また、立川市の4階建て鉄筋コンクリート造の建物を解体する際には、1,220万円の工事費がかかりました。
108坪だったので、坪単価は112,962円でした。
鉄骨造について
一般的に鉄骨造は、鉄筋コンクリートよりも強度が低いが、木造よりは丈夫な造りをしています。
鉄骨造の建物を東京で解体する場合の解体工事坪単価は、約55,000円から65,000円とされています。
坪単価も木造と鉄筋コンクリート造の中間であることがわかるでしょう。
過去の事例だと、台東区の鉄骨2階建ての解体費用が173万円でした。
37坪だったので、坪単価は約46,800円です。
また、江東区の鉄骨造2階建ての建物の解体に、635万円を要したケースもあります。
90坪だったので、坪単価は約70,600円でした。
東京都内の区ごとの助成金について
上記でのご紹介した過去事例にもある通り、解体工事に必要な費用は物件によって様々です。
ただ、一般的に解体工事費用は高額になることが多いでしょう。
そのため、可能であれば公的な助成金を利用して、解体工事を行う際の費用負担を軽くできると嬉しいですよね。
今回は、一部の区が提供している助成金をご紹介します。
最新情報は、各区の公式HPをご確認ください。
- 墨田区
- 葛飾区
- 文京区
- 目黒区
- 大田区
墨田区
墨田区では、老朽危険家屋の除却費等助成制度が用意されています。
こちらの制度の狙いは老朽化した建物の解体を促進させて、区民の生活環境を向上させることです。
対象となるのは以下の2通りのケースなので、当てはまるかどうかご確認ください。
- 土地無償貸与を前提とした除却
- 不良住宅を対象とした除却
「土地無償貸与を前提とした除却」のケースで助成金を利用した場合、解体後の土地を墨田区へ10年間無償で貸与することになる点に注意しましょう。
葛飾区
葛飾区には旧耐震基準の木造住宅が2万戸以上あるとされており、地震時の被害が大きくなることが懸念されています。
古い木造住宅は耐震性が低くなっている上、火災も広がりやすくなってしまいます。
そのため、葛飾区では「木造住宅の耐震助成制度」として、木造住宅の解体を行う際に助成金を交付しています。
葛飾区は特に不燃化特区に指定されている地域の木造住宅解体に力を入れているため、当該地域内の木造住宅を解体する際には、100万円を上限に6分の5までの費用を区が負担します。
それ以外の地域でも、50万円を限度に半額まで区が費用負担します。
文京区
文京区は平成32年度末までに住宅の耐震化率を95%にまで引き上げることを目標にしています。
そのため、木造住宅を解体した跡地に耐火建築物か準耐火建築物を建築する場合、60万円を限度に解体工事費用の半額を区が負担します。
一方で、解体する木造住宅が昭和56年5月31日以前に建築されており、旧耐震であることが条件となるのでご注意ください。
目黒区
文京区と同様に、目黒区も旧耐震の木造住宅の建て替えを推奨しています。
旧耐震の木造住宅を解体し、跡地に所有者が新たな建物を建築して居住する場合、50万円までは解体工事費用の半額を区が負担します。
大田区
大田区は東京都が取り進めている「木密地域不燃化10年プロジェクト」の制度を利用して、助成金を提供しています。
解体建物が大森中地区にある場合は100万円、羽田地区内にある無接道建物を解体する際には150万円の助成金が提供されます。
まとめ
今回は東京で解体工事を行う際の相場について解説しました。
解体工事の坪単価は解体対象建物の場所と造りによって大きく異なります。
それぞれの相場を理解して、適正な価格で解体工事を行えるようにしましょう。
解体の費用は、業者によって数十万〜時には100万円以上も差が出るので、知らずに払いすぎてしまうかもしれません。
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